内部寸法

初雪の便りが聞かれるようになった北海道ですが、地元函館も寒さが日増しに強くなっています。そんな時節柄、風邪をひいてしまったのですが、ブログをご覧の皆様も風邪に気を付けてお過ごし下さい。

さて、今回のブログ更新は製品の内部寸法について少し説明したいと思います。12月にリリースする製品はディスプレー専用のプラモデルです。縮尺が1/150スケールなので当然のことながらNゲージ鉄道模型の車体として利用されることを十分に考慮して設計しています。但し、既製品を用いての走行化や動力化については積極的にお薦めしていません。

内部寸法 続きを読む

テストショット組み立て

いよいよ1/150スケール函館市電8000形電車プラモデル製品版のベースとなる車体パーツのテストショットが届いたので、早速組み立ててみました。そしてブログでこのお知らせを紹介する時点で金型の改修なども済んでいるので発売日が設定可能な範囲にまで到達したことになります。

試作組立品 続きを読む

台車について

国内で走る路面電車の殆どが660mmの車輪径を採用しています。新製品では路面電車独特の車輪径や厚みも1/150にスケールダウンするとともに、車輪を囲む台車枠に枕バリ、ブレーキ装置と吊り掛け式の駆動モーターなどを含む走行装置も忠実にパーツ化しました。

続きを読む

ボックスアート

11月に入って、無事に月末を乗り切れた中の人です。

このブログをご覧になってお気付きの方もいると思いますが、ヘッダーには8009号車と有名な函館の景観が描かれたイラストがあります。これを描いて下さったのはイラストレーターの西村慶明さんで、プラモデルのボックスアート用に製作されたものです。
市電イラストかく言う私も西村さんの画風が好きで、古くはコロタン文庫・国電大百科で見た挿絵のペン画イラストで大ファンになりました。ちょうど川合玉堂の作風を知った頃と重なっていたことも有り、緻密にディテールを描き込むペン画のタッチと、それに乗る水彩絵の具の淡い色合いに惚れ込み絵本やムック本を集めたものです。ですからボックスアートを描いて戴けるなら西村さんにお願いしようと思っていました。

続きを読む