標準塗装用デカール

今般、1月末の製品リリースに向け製造作業も最終段階に入っていますが、車体に貼り込む標準塗装用のデカールも完成したのでご紹介します。帯デカール

今回、製品化する8000形電車を含めて車体を新造する車両のほとんどが、函館市電が定める標準塗装に塗られて完成するのですが、営業運転に入ると広告主が付いてカラー広告電車に塗り替えられるかラッピングされてしまうので標準塗装の状態を見ることが出来るのは限られた期間でしか有りません。そんな貴重な標準塗装の状態をモデルでは再現できます。

続きを読む

函館市電8000形電車用の塗料

新年のご挨拶の無いまま年が改まり上旬も過ぎようとしている無礼をお許し下さい。

さて、新年最初の更新は発売が迫った函館市電8000形電車プラスチックキットに使用する塗料についてです。塗料と一口に言っても色々と種類が有りますが、グレイスモデルがお薦めするのは、函館のような地方都市でも確実に入手できるメジャーな商品だったりします。

続きを読む

Before & After

先日、金型の修正がファイナルを迎えました。初めてプラモデル用の金型設計をした訳ですが、こだわり抜いた末の結果ですから感無量です。そこで初号テストショットから数えて5号テストで型完となった中で何が変わり何を修正したのかを紹介したいと思います。

修正前後 続きを読む

作り分けました

細かい違いなんですが車両前面の屋上に載るベンチレーターは8001号車を除く全ての車種に適用できるように設計してみました。 その8001号車については何らかの補填パーツを準備したいところですが・・・現時点では画像に見えているものが製品化することになります。

ご覧の通り奥に見えるのが、8002~8006号車までの台形状のベンチレーターで、手前に見えるのが8007号車以降に採用された角張ったスタイルのベンチレーターです。更に車体への取り付けボルトの数や取り付け台の形状も違えているなど、小さいとは言え拘りが随所に見ることが出来るパーツになっています。 続きを読む

内部寸法

初雪の便りが聞かれるようになった北海道ですが、地元函館も寒さが日増しに強くなっています。そんな時節柄、風邪をひいてしまったのですが、ブログをご覧の皆様も風邪に気を付けてお過ごし下さい。

さて、今回のブログ更新は製品の内部寸法について少し説明したいと思います。12月にリリースする製品はディスプレー専用のプラモデルです。縮尺が1/150スケールなので当然のことながらNゲージ鉄道模型の車体として利用されることを十分に考慮して設計しています。但し、既製品を用いての走行化や動力化については積極的にお薦めしていません。

内部寸法 続きを読む