内部寸法

初雪の便りが聞かれるようになった北海道ですが、地元函館も寒さが日増しに強くなっています。そんな時節柄、風邪をひいてしまったのですが、ブログをご覧の皆様も風邪に気を付けてお過ごし下さい。

さて、今回のブログ更新は製品の内部寸法について少し説明したいと思います。12月にリリースする製品はディスプレー専用のプラモデルです。縮尺が1/150スケールなので当然のことながらNゲージ鉄道模型の車体として利用されることを十分に考慮して設計しています。但し、既製品を用いての走行化や動力化については積極的にお薦めしていません。

内部寸法

なので既製品として売り出されているモーター付き走行装置を用いての動力化については内部寸法を参考にしながら、ユーザー様の創意工夫によって各自対応して下さればと考えています。特に気になる部分が内側からはめ込む窓まわりのクリアパーツに挟まれた空間距離だと思いますが、この部分の設計上の寸法は13mmです。

その他、台車間距離など既製品と重なる部分については、諸般の事情によりグレーゾーンのままにしておきます。 ここはぜひ発売後に確認してみて下さい。

多分「ニヤっ♪」と出来るかも・・・

製品は精密スケールモデルを謳っていますが、実寸法をガチガチに守って縮小してもまとまったスタイルが決まる訳でも有りません。むしろ寸法に縛られることなく融通を利かせて柔軟な対応をする方が実物らしく見えることが多いです。

そんな訳でユーザー様に満足して戴くこともメーカーの役目だと思っています。